燃料フィルター詰まりの症状や交換時期・費用・応急処置は?

燃料フィルター詰まりの症状は?

燃料フィルター(フューエルフィルター)のトラブルについて

  • ちょっと車の調子が悪いな?
  • 燃料フィルターが詰まっているのかな?

なんて場合に参考になれば幸いです。

 

燃料フィルターの役割とは?

燃料フィルターの役割は、燃料タンクから送られてくる燃料(ガソリン)に混じった、不純物(砂、ホコリ、水分など)を取り除くためにあります。

 

そのため、長年使用することで、フィルターにゴミがたまり詰まりをおこしてしまう可能性があるんですね。

 

燃料フィルター詰まりの症状

燃料フィルターが詰まってくるとどんな症状がでるか?とゆうのを簡単に言うと、

  • 燃圧が低下する
  • 始動困難
  • 加速不良

と言った症状がでてきます。

 

フィルター詰まりで動かなくなる事はほとんど無い

上であげたような症状が出る可能性はあっても、燃料フィルターの詰まりが原因で、車が動かなくなるとゆう事はまず無いようです。

 

とはいっても、古い車や長年メンテナンスをしていない中古車などで、完全に詰まってしまうといった可能性も0ではないとゆう事です。

 

普通は、その前に別の症状が出て、フィルターを交換する事になると思います。

 

具体的な症状は?

具体的な症状は、主にフィルターの詰まりによる燃圧の低下からおこります。

 

ただ、以下の症状は、他の原因の場合もありますので、一概に燃料フィルターの詰まりだけが原因とはいえないようです。

 

エンジンのかかりが悪くなる

フィルターが詰まる事で、燃料がしっかりと送られないために、エンジンが掛かりにくくなったりする可能性があります。

 

ただ、始動困難となる原因は他にもたくさんあるので、可能性の1つとゆう感じですね。

エンジンの吹けが悪くなる

エンジンの吹け上りが悪く感じるようになります。

 

「吹け」とは、アクセルを踏んだ時の、エンジンの回転数の上がり方を感覚で表現した言葉です。

 

ですので、はっきりと数字で表しにくいのですが、普段の正常な時と比べて、調子が悪く感じる(加速の仕方など)ことがあるようです。

息継ぎをする

アクセルを踏んだ時に、スーっと加速せず、失速感を感じてから加速したり、アイドリング時に回転数が勝手に上下したりといった症状がでるようです。

 

ノッキングの症状が出たり・・

アクセルを踏んだ時に、エンジンから、カラカラ・ガラガラといった異音が聞こえてくる症状です。

 

ハイオク仕様の車にレビュラーガソリンを入れたりすると、ノッキングを起こしやすくなるなって言われますよね?

 

燃料フィルターの詰まりからおこる場合もあるようです。

 

燃料フィルターの交換

燃料フィルターの交換時期は?

燃料フィルターの交換時期についての目安は、およそ10万キロが推奨されているようです。

 

ただ、ディーゼル車や、キャブレター式の自動車は5万キロと少し早めの交換が推奨されています。

 

キャブレター車は、排出ガス規制の強化により、2002年から国産車では製造されていないそうなので、ディーゼル車を除けば最近の車はだいたい10年は交換しなくても大丈夫といった感じのようですね。

 

とゆうか、1度も交換しないまま、廃車にしたり、乗り換えたりすることがほとんどではないかな?と思います。

 

また、燃料フィルターは車検時の整備項目にもないようなので、必ずチェックされないことも、あまり交換しない要因になっているのかもしれません。

 

とはいっても、10万キロ近く走っていたり、上記の症状が感じられたリした場合、交換しておくのもアリだと思います。

 

交換費用や工賃はいくらくらいか?

燃料フィルター自体はそれほど高価ではないので、工賃を含めて、5000円〜15000円の間でみておけば間違いないのではないでしょうか?

 

車種によって、燃料フィルターへのアクセスのしやすさが違いますので、工賃にはバラつきがでるようです。

 

それほど、高くはないのですが、あきらかに燃料フィルターの不具合とゆう場合でなければ費用対効果は良くない(交換して、違いを実感できないなど)と感じてしまう方が多いそうですね。

 

自分で交換できる?

燃料フィルターの交換自体は、それほど難しい作業ではないので、自分で交換することも十分可能でしょう。

 

燃料フィルターの位置がエンジンルームにあって、手を伸ばせば作業できる場所にあれば、難易度は低いようですが、他のパーツで隠れていたり、奥の方に隠れているような場合は、それらも外していかなけらばならないので難易度は高くなってしまいます。

 

とはいっても、正しい交換方法は車種によっても違いますし、ガソリンが漏れて大変だったりといった事もあります。

 

燃料フィルター自体は、2〜3千円くらいですので、車いじりが好きな方は安く済ませることが可能ですね。

 

詳しい交換方法は、自動車専門SNSサイトの「みんカラ」などで、自分と一緒の車に乗っている方の整備記事などを見ると、具体的な方法が乗っていたり、聞くことができたりします。

 

ネットなどで大まかなやり方も調べても、いざ自分の車を前にすると、違う部分がたくさんあったりして、迷ってしまうと思いますので・・

 

完全に詰まった時の応急処置

燃料フィルターが完全に詰まってしまって、動かない!とゆう場合は、燃料フィルターを通さず、直結でホースをつないでしまうとゆう荒業もあるようです。

 

とりあず、その場から動かさないといけない場合などには使えますね。

 

直結するためのホースが手元にない場合は、エンジンのバキュームホースやキャニスター周辺のホース(ガソリンで溶けないホース)をエンジンルーム内で流用する感じです。

 

とはいっても、なかなかそんな状況になる事は少ないと思いますし、やり方がよくわからない場合は余計なトラブルを増やしてしまいかねないので素直に助けを呼びましょう。

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