タイヤの側面のひび割れがひどいと車検に通るのか、バーストの危険は?

タイヤのひび割れがひどいと車検に通るのか?

タイヤの側面などのひび割れっていつのまにかできていますよね?

 

  • タイヤのひび割れがあると車検に通るのか?
  • このまましばらく乗っていて大丈夫なのか?

って気になりますよね。

 

ひび割れ自体は車検にあまり影響しなそう

タイヤのひび割れに関しての、規定や保安基準は今のところはっきりと決まりはないようです。

 

ひび割れが原因で車検に通らなかったとゆう情報もあまり聞きません。

 

ですので、タイヤの側面に見られる浅かったり、細かいひび割れに関しては、それほど気にしなくても大丈夫そうです。

 

あまりにひどいひび割れの場合は通らない可能性も!

車検にひび割れはあまり関係なさそうとゆう意見が多いのですが、
タイヤ内のコードやワイヤーメッシュなどに達する深いひび割れや傷がある場合は注意が必要です。

 

はっきりとした基準が定められていないため、立ち会った検査員の判断によって変わってしまいますが、
走行に危険があると判断された場合はひび割れが原因で車検に通らない可能性も十分にあるでしょう。

 

 

車検の時までひび割れしたタイヤは使っていても大丈夫か?

あと、数か月で車検だから、その時に一緒にタイヤを交換をしよう・・
でも、それまでひび割れたタイヤを使っていても大丈夫かな?

 

タイヤの側面のひび割れ

タイヤの側面は接地面と比べてゴムが薄く、弱いようです。

 

なので、経年劣化によるひび割れの他、衝撃などによる傷にも注意したいですね。

 

また、タイヤの側面は普段から見える部分ですので、ひび割れが気になりやすい場所でもあります。

 

浅い細かいひび割れ

ごく浅く、小さなひび割れであれば、問題ないでしょう。

 

また、小さなひび割れがだんだん大きくなってきたと感じるようなら、タイヤの状態を普段から気に掛けるようにしましょう。

 

すぐに、パンクしたりバーストしたりといった可能性は低いと思いますが、気が付かないうちに劣化してしまっていた・・なんて怖いですもんね。

 

タイヤ内部のワイヤーメッシュなどまで達していたり、深く大きなひび割れ

細かかったひび割れがつながったように大きかったり、深い場合はバーストの危険がありますので、タイヤ交換を早めに考えた方が良いと思います。

 

ただ、案外そのような状態でも走れてしまいますので、車検までは大丈夫かなぁって考えてしまいますが、
パンクやバーストしてしまう可能性が普通よりも高いのは間違いありません。

 

もしも走行中にバーストしてしまった場合、

  • ホイールをダメにしてしまう
  • 車自体にダメージを負ってしまう
  • 事故を起こしてしまう

などの可能性まで出てきてしまいます。

 

タイヤのひび割れ
出典:一般社団法人 日本自動車タイヤ協会

 

タイヤの接地面のひび割れ

地面に接する部分にもひび割れは起こります。

 

ちょっと見ただけでは、車のボディの影になって見えにくいので、普段はあまり気にならない場所ですよね。

 

細かいひび割れや、溝の谷間にできるひび割れがあります。

 

接地面のひび割れに関しても、ある程度は走行に問題はないようですが、
全ての溝がグルっと一周にわたってひび割れていたりといった場合は注意が必要です!

 

表面にできる細かいひび割れは、車にあまり乗らないような環境ですと、自然にできてしまうようです

 

どうしても運転する場合は

あまりにひどいひび割れが起きている場合は車に乗らないのが一番です。

 

タイヤの溝が残っていても、ひび割れが原因でバーストしたって話も実際にありますからね!

 

どうしても、動かさなければいけない場合は優しい運転を心がけましょう。

  • ハンドルを切る時に気をつかう:止まったままハンドルを切るとタイヤに負担がかかります!
  • 交差点・カーブを曲がる時:速度を落としてゆっくり曲がるようにしましょう。
  • 高速道路などの利用はひかえる:スピードを抑えて運転しましょう。
  • 空気圧をチェックする:空気圧が減っていないかチェックして、適正値になるようにしましょう。

 

タイヤのひび割れの原因と防止方法

経年劣化が原因でひび割れが起こる

タイヤはゴムでできていますので、時間とともに劣化して、ひび割れが発生します。

 

新品のタイヤには、劣化防止剤が含まれており、柔軟性・弾力性がありますが、年数の経過により成分がなくなっていきますので、ゴムが硬くなっていきひび割れが発生しやすくなります。

 

タイヤの寿命は製造から10年・使用している状態で5年程度が目安と言われています。

 

使い方によってはもっと早い事もありますし、安全を考えて3〜4年の交換が推奨されていたりもしますね。

 

タイヤの製造年月の確認方法

タイヤの側面のホイールに近い部分のどこかに、タイヤの円に沿うように数桁のアルファベットと数字、もしくは数字だけの表示があります。

 

1999年以前製造の場合は下3ケタ、それ以降は下4ケタの数字が製造された年と月(週)を表しています。

 

例えば下4ケタが1612となっていた場合は、16週目、2012年となります。

 

週→年の順番です。

 

2012年の4月初旬あたりに製造されたとゆう事がわかります。

 

実際、調べようとすると、見えにくいので暗い場所や夜間だと探すのに手間取ってしまうかもしれません。

 

製造された時期を調べる事で、ひび割れなどのタイヤの状態と合わせて、交換時期の判断の目安になるでしょう。

 

タイヤワックスや油分がひび割れの原因に?

タイヤの艶出しに使われる、ワックスなどは、タイヤに元々ついている劣化防止剤を落としてしまうようです。

 

なので、頻繁に使いすぎるのはタイヤの硬貨を早めひび割れやすくなる可能性があります。

 

タイヤを洗う場合は、タイヤメーカーの情報を見ると、水洗いを推奨している事が多いですね。

 

アルコールや油分もタイヤのゴムにはあまりよくないようで、洗剤なども薄めて使うのが望ましいようです。

 

タイヤ用の洗浄剤や艶出し剤も油性の物より水溶性の物の方がオススメみたいです。

 

とはいっても、私はそこまで気にした事はないのですが、頻繁に洗車をされる方はちょっと意識しても良いかもしれませんね。

 

ひび割れを防止する保管方法

スタッドレスタイヤや夏用タイヤなど、シーズン以外は保管している場合は保管方法がひび割れを防ぎタイヤの寿命を延ばすポイントになります。

 

タイヤを掃除してから保管する

まずは、水洗いで、泥などのよごれをしっかり落としておきます。

 

洗った後は、しっかり乾燥させるのがポイントです。

 

タイヤの保管場所

直射日光・雨風・熱を避けるように保管しましょう。

 

直射日光による紫外線や太陽からの熱、雨を避けるには、ガレージや家の中に保管できれば良いのですが、
なかなか都合の良い保管場所があるとも限りません・・

 

そんな場合は、タイヤ保管用のシートなどを使うと野ざらしにするより全然良いでしょう。

 

また、なるべく日陰になりやすく風通しの良い場所に置ければベストですね。

 

ニオイや色移りや傷つくのを防ぐため、地面や床とタイヤの間に板やダンボールなどを引きましょう。

 

タイヤの置き方は?

タイヤをホイールから外したり、取り付けたりするのは、なかなか難しく、手間のかかる作業ですので、
ホイールにつけたまま保管する方が多いと思います。

 

ホイールにタイヤをつけたまま保管する場合は重みでの変形を防ぐため、タイヤを倒した状態で重ねて保管しましょう。

 

また、空気圧は通常の半分ほどに抜いてから保管すると良いようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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